当院では、「出産育児一時金の直接支払制度」をご利用いただくことが可能です。
妊婦の方がご加入されている医療保険者に、当院が妊婦の方に代わって出産育児一時金を請求いたします。
退院時に出産費用が50万円を超えた場合は、不足額を窓口でお支払いいただきます。
この仕組みを利用なさらず、従来通り一時金を医療保険者からご自身で受け取りたい場合には、お申し出下さい。
その場合、予定日4週間前に分娩予約金として、初産婦:46万円/経産婦:45万円を前納いただき、退院時にご精算させていただきます。
自然分娩
初産婦 (7日間の場合) |
経産婦 (6日間の場合) |
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465,000円~ |
447,000円~ |
予定帝王切開
9日間入院の場合 |
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537,000円~ |
平成21年1月1日より「産科医療補償制度」が発足するにあたり、医療法人 恵生会 恵生会病院もこの制度に加入いたしました。この制度は分娩に関連して発症した重度脳性まひの赤ちゃんが、速やかに補償を受けられること、また原因分析等を実施することで産科医療の質の向上を目指し、安心して産科医療を受けられる環境の整備を目指した制度です。国の強力な指導の下に行われる事業です。
分娩に関連して発症した重度の脳性まひの赤ちゃんに対して、看護・介護のために、一時金600万円と分割金2400万円、総額3000万円が補償金として支払われます。分割金は20年間に分けて支払われます。
掛金は、1分娩につき1万2千円です。当院で分娩をされる方は全員加入となります。掛金は当院がお預かりし一括して日本医療機能評価機構へ支払います。この掛け金は出産育児一時金(50万円)の中に含まれていますので、患者様の実質的な負担の増加はありません。
またこの制度は病院単位で加入を行う制度です。この制度の加入にご理解をいただけない方は、当院での分娩はお受けできかねます。ご了承ください。